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2009年01月13日
いつも勝てるのかな!?
新聞ブログキャラバンで、日本海側のある県を訪れた時に見つけた看板。
「勝利食堂」。
なかなか縁起がいい。
ただ、「勝利」という文字で思い出すのが、北朝鮮取材の時のこと。
11月にある地方の学校を訪れると、
「我々は、キムチ生産に勝利するぞ!」というスローガンが書いてあったような記憶がある。
学生たちは白菜の刈り取りに動員され、学校からトラックの荷台に乗せられて農家の畑に運ばれる。
そこで、クラスごとに一斉に白菜の刈り取りを行うのだ。
もちろん、歌を歌って。
このシーンを見て、「ああ、社会主義とはこういうことなのか~」と思った次第である。
みんなで作って、みんなで収穫して、配給するという仕組みだ。
資本主義と市場経済にどっぷりとつかり、バブリーな生活を堪能していた日本人としては、
一斉に白菜を刈る学生たちの光景は、マスゲームのようにもみえた。
日本でいうと、いわゆる動員である。
北朝鮮には、いたるところに、「闘争」や「勝利」というスローガンが掲げてある。
本当に、あちこちにだ。
電車というかディーゼル車で田舎を訪問したときも、見える山という山には、スローガンが掲げてあった。
いつも、「勝利!」と気合を入れておかなければ、いけないのは、少々疲れる。
それに、北朝鮮では休みの日に、労働学習というのがあって、勉強しなければいけない。
それも、いやだなあ、土日ぐらい休みたいと、怠惰な人間は思ったのである。
北朝鮮でいろいろな人と旅をしながら話をしたが、基本的にはかわらない。
もう一度「勝利食堂」にもどる。
ふと、考えたが、この「勝利」は、「かつとし」と読むのではないかなあと。
店長が、自分の名前をつけたのか、あるいは、息子が生まれたのを祝して店の名前にしたのではないかと。
東アジアが平和であることを祈る。
投稿者 matsuno : 2009年01月13日 21:48