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2008年12月27日
冬の晴れた日には・・・、そうだ、海を見に行こう。
ここに来ると、水平線が丸くなっているのがわかる。
まさに、地球が丸いことを感じることができる場所である。
私にとって冬は、オリオン座と海が、心の原風景となっている。
冬は、私にとってとても苦痛な思い出が多い。
なにかと壁にぶつかったり、解決できないような難題が降りかかる季節なのである。
そういう時に、空を見上げると、決まって憎いほど輝いているオリオン座が目に飛び込んでくるのだった。
でも、そのオリオン座が、美しいと初めて思えたのは、冬に西表島に取材に行った時のことだ。
冬は空気が澄んでいて、星はきれいだ。
夜中に外に出ると、天の川は手につかめるほど近い。
そして、オリオン座の付近には、いくつも「星雲」を肉眼で見ることができた。
星雲というのは、あの「アンドロメダ大星雲」の星雲である。
宇宙を見ると、人間の一生など一瞬に過ぎない。
そう思うと、救われる。
悩んでいること自体が、あほらしくなるのである。
悩む時間がもったいないと思えるようになるから不思議だ。
そして、冬の海もそうだ。
ずっとひたすら見つめていると、不思議とエネルギーをもらえるのだ。
過去、何度冬の海を眺めに行ったことだろうか。
寄せては返す波を眺めていれば、幸せな気分に満ちてくる。
それが、なぜかはわからない。
生命の起源に立ち返るからなのかどうか・・・。
海を見ていると、無性に「太古」に会いにいきたくなった。
そして、ひさしぶりに、某博物館を訪ねて、ティラノザウルスの骨格標本を見た。
ただ、ただ、怠惰な、一日だった。でも、満ち足りた日だった・・・。
投稿者 matsuno : 2008年12月27日 22:07