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2008年06月01日
「城山三郎」の由来

『そうか、もう君はいないのか』 城山三郎、新潮社
城山三郎さんの自伝的純愛ノンフィクションになっている。
当時まだ高校生だった奥さんとの最初の出会いについて、「間違って妖精が落ちてきた感じ」と書いてある。
それからかなり時間がたって、偶然の再会。
事実とは小説より奇なり。そういうこともあるのか、とその「縁」の深さに驚く。
「城山三郎」は、名古屋の城山地区に3月にひっこした時にペンネームにしたそうだ。
日本の経済小説、社会派小説を引っ張った「城山三郎」は、意外なところで誕生していた。
『指揮官たちの特攻』も、奥さんの存在が反映されたものだったとは初めて知った。
「妖精」が先に亡くなるという悲劇を味わいながらも執筆活動を続けた城山三郎の心の支えは、やはり「妖精」だったのだろう。
この本は、短期間で、増刷を繰り返している。
137ページ目の写真を見れば、その理由がきっとわかるだろう。
投稿者 matsuno : 2008年06月01日 23:11