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2008年02月26日

二・二六事件、72年目の慰霊

渋谷の法務局の前を通りかかった。
NHKのちょうど反対側。
一升瓶、花束、そして線香の煙がたなびいているのが、目に入ってきた。

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よく見ると「二・二六事件・・・」という文字があった。説明を読んだ。
旧東京陸軍刑務所跡。
そうか、ここで青年将校ら17名が処刑されたのか・・・。

二・二六事件の記録映像を見ると、都心は大雪である。
しかし、今日は、春のように暖かかった。
温暖化の影響なのか、それとも72年前が異常だったのか。

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二・二六事件については、軍がこの事件をきっかけに政治に大きな力を持ち始めると習った。
しかし、北一輝や青年将校に関する本を読むと、当時の腐敗した政治と財閥支配を憂えて行動したことがわかる。彼らは「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げていた。
しかし、青年将校らは「反乱軍」となり、処刑される。

私も、二・二六事件に関しては、ドキュメンタリーを制作しようとして完パケできなかったことがある。
あまりにも情報があいまいかつ錯綜して、放送に出せるまで行かなかった。
ある有名な作家が、青年将校に檄文を送っていた事実や、
青年将校が処刑されずに、高砂義勇軍の指揮官としてニューギニア戦線で戦ったという未確認情報などである。

いまだに、謎の残る事件だが、この事件を当時の軍部は大いに活用する。
軍のクーデターを押さえ込めるのは、軍しかないからだ。
そして、日本は、泥沼の戦争へと突き進んでいくことになる。

投稿者 matsuno : 2008年02月26日 21:43