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2008年02月25日

加藤虎ノ介は四草そのものだった。

ドラマ「ちりとてちん」の中で、徒然亭四草を演じている加藤虎ノ介が、NHKスタジオパークに出演しているのを、たまたま途中から都内某所で見た。

彼は、ドラマの中の四草と、ほぼ同じ雰囲気というか、そのまんまですな。
あだ名は「野良猫」と言っていたが、その「野良猫」を今回のドラマのスタッフが拾ったそうな。

番組途中に、脚本家からのメッセージが読み上げられたが、涙をこらえ切れなかった。彼の売れなかった時代の人生を垣間見たような気がした。場末の劇場の舞台に立っていた売れない俳優が、いつのまにかドラマの役柄が当たってスターになったわけですからね。

「無名の自分を選んでくれたスタッフの人たちの顔に泥を塗ることは出来ない! 」

この言葉、しびれましたなあ。視聴者の人気をとろうとかそんなことではなく、プロとしての覚悟がこめられていると思いました。

この俳優の演技は、実に心に残る。
クールさ、非情さの中に、人間的な悲しさや優しさを、垣間見せるから。

なんでも、小学校一年生の時に病気で入院し、学校に通えなかった経験があるそうだ。
その経験が、あの演技とは思えないクールさの根底にあるのかもしれません。

スタジオパークは、たまに時間があるときに見るが、今日の生放送は、ドラマ「ちりとてちん」と同じぐらい面白く感動的だった。NHKスタッフの仕掛けもうまかった。

投稿者 matsuno : 2008年02月25日 22:21