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2007年12月22日
「手持ち」多用の時代?
「ちりとてちん」第12週は、また1つの盛り上がりでした。。
脚本も、演出も、そして手持ちを連発するカメラワークが、実によかった。
ステディカムを使っているカットも多数ありましたなあ。
物語の展開も、伏線を張りまくり。さらには、2つの物語展開を同時進行させるあたりが、演出のうまさでしょうか。
幼くして親を失った草々は落語家の草若に拾われる。しかし、草若には実の息子の小草若がいた。ことあるごとにけんかする草々と小草若。あるとき、小草若は人をどつくのだが、それを草々が「自分が殴った」と嘘を言って小草若をかばうのである。しかし、殴った相手がわるすぎ。結局、師匠の草若は事態を収拾するために、草々を破門にしてしまうのである。
その後、再び戻ってくるシーンがあるのだが、たった15分1回の展開が、それはそれは涙なくしては見れません。カメラワークも、音楽のタイミングも、実によく計算してあります。詳細は述べません、というより、述べると面白くないので、いつか再放送の時にでも見てください。
若狭の役(貫地谷しほり)も、映画「スィングガール」の時よりも、実に味のある演技を披露してますなあ。これほど、演技力があるとは思わなかった。驚いた。
このドラマは、やっぱり大阪局にしかできないですね。兄弟弟子の掛け合いは、やはり関西のノリでないと無理です。
しかし、「三脚でフィックス」という基本を見事に打ちくだき、「手持ち」を多用するカメラワークは、やはり登場人物の心を描くうえでは極めて効果的です。
投稿者 matsuno : 2007年12月22日 22:40