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2007年01月31日

「能登」の発見②-「恋路行」の切符は・・・

「恋路海岸」というとロマンチックだが、実は、悲恋物語。

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昔、この村に、恋に落ちた若いカップルがいた。沖合いの島に住む娘は毎晩火を焚いた。青年はその火を目印に海を渡って娘に会いに行っていたという。

しかし、この若い娘に恋心を抱く別の男が登場。いわゆる恋敵だ。この男が、娘を監禁し、別の危険な場所で火を焚いたそうな。その火にだまされた青年は、海の深みにはまり、命を落とした。

その事を知った娘は、あまりの悲しみから海へ身を投げたそうな。

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恋敵が別の危険なところで火を焚いたぐらいで、海の深みにはまるのだろうか、などという疑問を抱いていてはいけない。当時は、街灯もなければネオンもない。夜は、まさに「漆黒の闇」だったわけだから。

この場所にたたずむ。
まさに白砂青松。海も青く澄み、とても美しい。

毎年7月27日には、この悲話の主人公の男女を慰霊する「火祭り」が行われるらしい。たいまつが、海を赤く染めるそうだ。一度、祭りの日に訪れてみたいものだ。


しかし、、この事件の後に、残された恋敵の男はどうなったのだろうか。娘が身を投げたことで、後悔したのだろうか。あるいは、そのカップルの愛の深さを知り供養したのだろうか。いやいや、そんなことはない。また、別の娘に手を出したに違いない。

まあ、どうでもいいのだが、気になるのは、取材を職業にしていたクセなのだろうか。

海に浮かぶ「弁天島」は、引き潮のときには歩いて渡ることができる。満ち潮になると道がなくなる。それは、この伝説の当時と同じらしい。

能登鉄道が廃止される前は、この近くに「恋路駅」があった。この駅行きの切符には、「恋路行」と印刷されるので、昔ブームになった記憶がある。今は残念ながら、鉄道廃止で、ここでは「恋路行」切符は入手できない。

学生諸君、「恋路行」の切符は、自分の心の中で発券してください。

投稿者 matsuno : 2007年01月31日 12:03