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2006年12月21日
平和で安心して暮らせる民主的な社会
結局、私の研究室にできることは何だろうか。
活字だけでなく、映像、そしてWebという表現ツールを学ぶわけだが、最終的には、何を目標としているのだろうか。
最近、あらためて、そういうことを考えた。
商品を売るためのPRに使うこともできる。
政治的プロパガンダのツールとして使うこともできる。
ヒトラーやゲッペルスがやったように、ナショナリズムや戦意高揚のために使うことももちろん可能だ。
しかし、せっかく様々な表現のツールを学んだのだから、私たちはそれらを崇高な目的のために使うべきではないだろうか。
平和で、人々が貧困や恐怖にあえぐことなく、生涯安心して暮らせる民主的な社会。それが最も尊いものであることを、もう一度、人々に知らせ自ら確認することが大事ではないだろうか。
・・・、という結論に達した。
そういえば、学生たちよ。君たちは61年前にタイムスリップすれば、特攻隊としてゼロ戦に乗っていたかもしれない。沖縄へ水上特攻する戦艦大和のデッキの上に立っていたかもしれない。あるいは、軍需工場に借り出され、毎日、空襲におびえていたかもしれない。
君たちが、戦争体験者の声を直接聞くことができる最後の世代であることは間違いない。
戦争の記憶を記録し、つむいでいく。普通で平和であることがいかに素晴らしいことであるかを表現していくしかない。力まずに、ただ淡々と・・・。
投稿者 matsuno : 2006年12月21日 15:29