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2006年10月17日

日本ハム優勝の裏に

クローズアップ現代によれば、日本ハムの優勝の裏側には、緻密な評価システムによる人材登用作戦があったという。

日本ハムという会社自体は、不祥事があったことがまだイメージに残っている。野球チーム・日本ハムファイターズも、風采が上がらない在京球団というイメージしか持っていなかった。

しかし、チームが北海道に移動し、なんとなく盛り上がっているなあと思っていたら、今期はいきなり優勝。とても不思議な気持ちがしていた。

クロ現は、その謎について解説をしていたのだが、驚いたことは、独自に開発した評価システムが存在したこと。そしてそのシステムで、一見うだつのあがらない選手をいろいろなところから「安く」集めてきて育て、試合に効果的に投入したという点である。

マイケル中村がセーブ記録を打ち立てたが、そもそもマイケルって誰って感じだった。そういう人材を見つけて育てた極秘システムがあったとは、驚いた。

しかし、あの江夏豊、豊田清の記録も塗り替え、パシフィック・リーグの歴代シーズン最多セーブ記録39セーブを上げたことには、本当に驚いた。

もう1つ、面白かったのは、ヒルマン監督が26歳からメジャーで監督の修行を積んできた点。そして、ヒルマン監督が、日本では日本人のメンタリティに合致した野球をやろうと方向転換を決心した点である。

メジャーリーガーが、がんがん打ってくるのに対し、日本人選手はバントを多用する。
こういうバント作戦について、
①日本人選手は自由よりも役割を与えられると安心する
②日本人選手はパワーで逆転できないが、仕事の質は極めて高い
、の反映だそうだ。
さらに、ヒルマン監督は、リリーフ投手が、経験のある捕手の指示を求めていることを発見し、投手交代の際には、捕手もセットで試合の終盤で代えたそうだ。つまり、抑えの投手と抑えの捕手をセットでマウンドに送ったわけだ。

投手の勢いで、ガンガン攻めるメジャーリーグとは大きく違う作戦を取ったというのだ。

この番組は、日本ハムの優勝秘話という点だけでなく、日本人と野球を考える上で、大変貴重な知見をもたらしてくれたように思う。

投稿者 matsuno : 2006年10月17日 21:56