2006年10月06日
どんぐり一個で天下の秋を知る
モノレールの駅から、ペデストリアンデッキを歩くのは味気ない。
郵便局がモノレールの駅の下にあるので、郵便を投函したついでに、久しぶりに「下の道」を歩いた。
さすがに、下の道は、学生がいない。
スケボー野郎が、授業にも出ずに騒いでいる声が、遠くに聞こえるだけだ・・・。
2万人を超える学生がいるキャンパス。その裏道を、1人きりで歩くのは気持ちがいい。
ふと、足元に目をやると、なんと、どんぐり。
一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)、
ならぬ、「一どんぐり落ちて天下の秋を知る」、だなあと思った。
大学のある環境は自然たっぷりだが、設計がまずいし、ポリシーが硬い。
山の中にあるのはいいが、自然と校舎が、切断されているのだ。
せっかくの自然を生かしきれていない。悲しいことだ。
白い校舎も、なにか非人間的というか非生物的で、極めて無機質な環境を作り出している。
茶色のレンガのペデも、何か無味乾燥である。
キャンパスは、ひたすら勉強して国家試験に合格させるだけの場所ではない。
人格形成には、やはり論理的理性だけでなく、感性や人間性を養うことが大事である。
だから、どういうキャンパスにするかという設計は、極めて大事である。
快適で、生命感を感じることができる空間を設計すべきである。
どんぐりが実った木を、窓から見ることができる校舎であれば、きっとキャンパスを好きになるだろう。
投稿者 matsuno : 2006年10月06日 23:32