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2006年06月19日

おひとりさま物語

おひとりさま物語(NNNドキュメント)
ワールドカップで、日本とクロアチアが引き分け、日本中がため息で埋まってしまった深夜、いつもより30分繰り下げで始まった「NNNドキュメント」。今回のテーマは、「おひとりさま物語  私がケッコンしない理由」 制作=日本テレビ 2006年6月18日(日)/30分枠 。

都内では30代後半のシングル女性の割合が3割強にもなったという。確かに、私の回りにも、30代、40代で独身の女性は多くなった。もちろん独身男性も多い。今回は、その「おひとりさま」と言われる30代後半の女性たちの人生観や結婚観を追ったドキュメント。

「結婚、出産という時限爆弾が迫っている」という表現は、全員には当てはまらないにしても、一般的なこれまでの観念からは、けっこう鋭い指摘である。このドキュメントは、3人の女性の日常を追いながら問題を考えているのだが、最初に思ったのは、顔出しできる女性を3人も良く見つけてきたなあということ。3人のそれぞれの物語も興味深かった。

そして、女性は37歳を節目に結婚観や幸福感が変化するという分析があるらしいが、男性は何歳なのだろうかと思った。40歳すぎるとなんだか、なだれのように毎年が過ぎていくので、やはり40未満だろうか。

さて、今回のドキュメントでは、経営者の女性は結局年下の人と結婚し、フリーの編集者は週末同棲を続け、司法書士の女性は犬を飼いたいという。それぞれが、それぞれの考え方をし、それぞれのやり方で人生を生きている。でも、何か心の底辺には、やはり、人間は何か愛情を分かち合える存在が必要なのだなと思った。司法書士の彼女も、犬と住みたいという大前提として愛情を注ぐ相手が欲しいわけだから。彼女の愛情を迷惑がらない相手が見つかれば、きっといっしょに歩んで生きたいと思い出すに違いないと思った。

フリーの編集者が語った「分相応な結婚、相手」という言葉が一番心に響いた。きっと、分相応な相手と結婚して、分相応な人生を歩むことが一番良いのだろう。それは、女も男も同じような気がする。要求水準だけが高騰している現代社会にあって、幸福をつかむには、やはり分相応がいい。

http://www.ntv.co.jp/document/

投稿者 matsuno : 16:32 | トラックバック

2006年06月18日

「やわらかい生活」

「やわらかい生活」を観た。
うーん、喜劇的なのか、悲劇的なのかわからないが、
いくつものやわらかさを感じたのは事実だ。

すごいエンディングもなく、すごいCGもなく、やはりミニシアター系の作品ではあるが、
トラウマのある35歳独身女性の日常を、周囲の人たちとの係わり合いが淡々と描かれている。
そして、それを蒲田という町が包み込む。
この映画を見て、全編に漂う、そこはかとない「やわらかさ」を感じた。

あと、「博多弁」がいいよね。

両親をなくし、恋人をサリン事件でなくし、トラウマをもった彼女の夢は、
「生き続けることかな」。

この映画は、ある意味、日本中にいる疲れてしまった人たちに、
「やわらかく生きましょう」というメッセージを伝えようとしたのかなと思った。

蒲田という町に、すこしだけ興味を持った。住みたいと思うかどうか、一度歩いてみたい。

最後に、寺島しのぶの演技は、やはりすばらしい。つくづくそう思う。

http://www.yawarakai-seikatsu.com/

投稿者 matsuno : 16:31 | トラックバック