2014年11月27日

特集「台湾ニ二八事件と中央大学卒業生」を刊行

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日本敗戦後、台湾は蒋介石率いる中国国民党に接収されました。祖国復帰を喜んだ台湾の人たちでしたが、やがて国民党統治のひどさに不満を募らせ、こうつぶやきます。「犬が去って豚が来た」。日本人は犬のようにうるさいが番犬になった。しかし、国民党は豚のようにただ貪り食うだけで役に立たない。という意味で、揶揄しました。

そして、1947年2月28日、不満はついに爆発し、「台湾二二八事件」が起こります。国民党軍は徹底的に弾圧し、数万人が犠牲になったとも言われています。そして、その受難者の中に、当時、台湾で弁護士や議員などのエリートとして活躍していた中央大学卒業生たちが多く含まれていました。

同事件と受難した大学OBの記憶を、ゼミ生たちが丹念に追いルポルタージュとしてまとめました。

特集「台湾二二八事件と中央大学卒業生」『中央評論』中大出版部、300円、042-674-2351