2006年12月27日
「調布市民放送局」も無事に年越し
研究室がお手伝いさせていただいています「調布市民放送局」(Community Access Television Chofu, CATCH)も、無事に年越し。
市民の寄付だけで運営されているパブリック・アクセスは、日本で「調布市民放送局」だけではないでしょうか。よく一年間、持ちこたえました。行政やCATVからの補助がなくても、市民の寄付だけでなんとか運営していこうという姿勢には感服の至りです。さらに、日本の大手ケーブルテレビ会社「J:COM」でパブリックアクセスをやって一年もったことも実にすごいことだと思います。
CATVもデジタル化にともなって、チャンネル数が拡大します。そうすると、地域密着型で市民が制作に参加する機会が全国的に増えていくのは間違いないでしょう。真の地域情報化は、やはり地域の人々の地道で淡々とした表現行為によってなされると思います。CATV局にとっても加入者の増加に結びつくと思います。
自分たちが住んでいる地域には、知らないことがたくさんあります。こうした地域メディア活動によって、あらためて地域を再発見し、さらに、多くの人とめぐり合うことでネットワークが広がっていくと思います。高齢化が進む時代に、助け合いや支え合い、声掛け合いのネットワークは、箱物よりも重要になってくると思います。市民放送局は、その点では大きな意味を持っていると思います。
調布市民放送局の番組をチェックしているたびに、調布の物知りになっていくような気になるのと、番組に登場される調布の方々の人情を知り、なんだか調布に引っ越したくなります。
調布は、都会と田舎が合わさった「とかいいなか」(小西画伯)らしいのですが、番組を見ていて調布に対するイメージが大幅にアップしました。地域を愛する人々が番組を制作すると、やはりその地域愛が番組ににじみ出るのでしょうか。
こうした活動も、Web2.0的に言うとCGMとかUGCと言われるものでしょう。日本全国の自治体は、地域の人々に地域CMや地域番組を制作してもらうほうが、地域PRになると思います。表現ツールを使いこなすことは、さほど難しくない時代になりました。
調布市民放送局のサイトは、http://www.annie.ne.jp/~catch/ です。


